秋田で「春を待った女」二人展-マリリン・モンローや猫で春を表現

冨樫秀子さんと佐藤めぐみさんの2人による作品展「春を待った女」二人展

冨樫秀子さんと佐藤めぐみさんの2人による作品展「春を待った女」二人展

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 秋田市在住の画家2人の作品展「春を待った女」が3月26日から、ココラボラトリー(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で開催されている。

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 同展は、独立美術協会の公募展への出品などを中心に活動する冨樫秀子さんと佐藤めぐみさんの2人による作品展。「いつかは2人で展示会を開きたいと話し合っていたが、長年の夢が実現した思い」(冨樫さん)だという。「互いによく知った作品だが、二人展という展示形式をとることで、それぞれの作品が引き立って新鮮な印象」(佐藤さん)とも。

 展示作品は、制作期間4カ月以上を費やした横幅2メートル近い大作「つゆのひととき」(冨樫さん)や「時空」(佐藤さん)など計40点。猫や少女など身近な存在から、柔らかなタッチの心象画を中心に描く冨樫さんは、同展のタイトル「春を待った女」について「雪国の秋田で、明るさや希望を感じる春は特別な季節。遊び心をもって描いたもので、鑑賞する人に楽しい気持ちになってもらえるような作品を制作した」とし、マリリン・モンローを中心にキレのあるタッチの具象画を描く佐藤さんは「私は、映画や写真集を通じて長年のマリリン・モンロー・ファン。『私のモンロー』とか、モンロー・ファンが描いた作品といった視点で見てもらえればうれしい」と話す。

 開館時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。3月30日まで。

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