あきたタウン情報(秋田市南通亀の町3、TEL 018-831-5121)は3月上旬、秋田県内のラーメン店を紹介する書籍「秋田うわさのラーメン08」を3年ぶりに改訂し、発売した。
同社が発行する秋田の月刊情報誌「あきたタウン情報」で蓄積したデータをもとに、2~3年に1度改訂版を発行している同書の新版は、2005年版以来3年ぶり。新版は、県内を秋田市、県北、県南の3エリアに区分し、計121軒を収録。店舗情報のほか、秋田在住の「ラーメンブロガー」6組の協力を得て、各人のラーメン観に基づくラーメン情報やラーメンコラムも掲載した。
同書の編集を担当した森川さんは、県内のラーメン事情について「秋田市は昨年、東池袋の大勝軒が進出して以来、他店でも『つけ麺』メニューが増えるなどの流行がある。県北は比内地鶏スープ、県南はあっさりスープの十文字ラーメンと湯沢方面の濃い口の両極に特徴がある」という。「昭和の初めから営業している定番的な店も多いが、若い店主のラーメン店も目立ち、代替り的な動きを感じている」とも。
森川さんは「東京には行列のできる店があるが、秋田のラーメン店のレベルも高い。各店ごとにこだわりがあって、本書の取材を通じて、各店主は人知れぬ苦労をしながら、地元のラーメンファンに愛されていることがわかった」とし、「新版は、協賛61店舗で使えるクーポンのほか、読者がラーメン店を評価するための『チェック表』も付けるなど、読むだけではなく、食べ歩きに使えるラーメン本になっている。本書を片手に秋田のラーメンを楽しんでもらえれば」と話している。
体裁は、A5判並製で168ページ(オールカラー)。価格は980円。秋田県内の書店やコンビニで販売。
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