秋田市東部市民サービスセンター(秋田市広面字釣瓶町)で12月9日、アフリカの食と音楽の複合イベント「秋田×アフリカTIME~Enjoy African Food & Music」が開かれる。「IFMSA-Japan(国際医学生連盟 日本)」の秋田支部「IFMSAKT(イフムサクト)」が主催。
ザンビアのマケニ村に診療所を建てる活動などに取り組む同団体。診療所建設の支援金を集めるため取り組んできた事業に参加したザンビア人留学生の提案をきっかけに、約20人のアフリカ人留学生が参加してイベントを企画した。
秋田大学に通う留学生が、ジンバブエの伝統楽器「ムビラ」や西アフリカの太鼓「ジャンベ」などを使った演舞を披露するほか、ナイジェリアで歌手活動をしていたという東北大学に通う留学生も歌声を披露する。ギニアで音楽活動の経験を持つという由利本荘市在住のアフリカンドラムとダンスのグループも出演する。
ザンビア、ケニア、ボツワナ、モザンビーク、南アフリカの5カ国の留学生が、トウモロコシの粉を湯で練って作るザンビアの主食「シマ」や、インディカ米をアフリカ産スパイスでいためたケニアの炒飯「ピラウマサラ」などの伝統料理を提供するが、「予約で既に定員に達した」という。
秋田大学医学部3年の宮地貴士さんは「アフリカに馴染みのある方は少ないかもしれないが、イベントを通じて、アフリカの多様性と素晴らしい文化を感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~16時。入場は無料だが、予約が必要。定員130人。問い合わせは同事務局(TEL 080-4830-2190)まで。