仲小路商店街のシェアオフィス「Mag」(秋田市中通2)内スペースで11月20日、「焼き芋」の販売会が開かれ、用意した15キロが4時間ほどで完売した。
「焼き芋好きが高じた」という秋田市在住の写真家・高橋希さんが2016年から不定期で開く同販売会。
昨年までは県外産を使っていたが、今年は農薬や化学肥料を使わないサツマイモの栽培を地元の農家などにオーダー。市内菜園で野菜の栽培に取り組む吉田崇仁さんが作った「紅はるか」など3品種を用意し、「スイート吉田」などの商品名(100グラム150円)で販売したところ、平日の昼間ながら40人以上が来店。来店客は高橋さんと「焼き芋談義」に花を咲かせながら、焼き芋を買い求めた。吉田さんも来場し、野菜の販売会も開いた。
サツマイモの微妙な焼き具合や仕上がりにこだわりを見せる高橋さん。「私に焼き芋への愛を語らせたら止まらない(笑)。今年は地元の生産者の顔が見える焼き芋を売りたくて、春から準備してきた。次回は別の農家が作ったサツマイモを『ゲスト』に迎えるので、食べ比べてもらえれば」と話す。
次回は12月23日、同所で販売予定。