秋田駅前のアゴラ広場(秋田市中通2)で11月11日・12日、県産水産物のPRイベント「サンキュー!!地魚フェスティバル」が開かれる。
秋田県漁業協同組合など4者で作る「秋田の地魚消費拡大協議会」が、2019年に開催予定の「第39回全国豊かな海づくり大会」へ向け、県内で水揚げされる水産物のPRイベントとして企画した。
魚をその場で焼いて提供する「地魚バーベキュー」コーナーや、秋田市内外の居酒屋や食品加工会社など20店以上が飲食や物販ブースを設けるほか、男鹿海洋高校食品科の学生が作る「サバの水煮缶」の販売会、「魚のさばき方講座」などを開く。男鹿市で海鮮料理を提供する「網元番屋」が地魚の鍋料理を振る舞う。
県水産漁港課の安食知佳子さんは「魚介類の消費が伸び悩む中、秋田の地魚の魅力を伝えるイベントとして企画した。漁協や生産者など、魚のおいしい食べ方を知る皆さんが一堂に集まる貴重な機会なので、足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。鍋の振る舞い(各回50杯)は、11日=11時~・14時~、12日=11時~・14時30分~。入場無料。