ダンスの歴史や周辺知識を学ぶ講座「PA(パフォーミングアーツ)大學校」が10月7日、秋田市文化会館(秋田市山王7)で開かれる。
秋田出身の舞踏家の石井漠と土方巽(たつみ)を記念した国際ダンスフェスティバル「踊る。秋田2017」の一環として、ダンスや舞台の専門家4人が講師を務め4講座を開く。講座タイトルは以下の通り(カッコ内は講師)。
「土方巽記念賞の意味と意義」(舞踊評論家の山川三太さん)、「アートとしての衣裳を考える」(舞台衣装家の堂本教子さん)、「土方巽と音楽~土方には音が見えていた」(音楽家のYAS KAZさん)、「どうせダンスなんか観ないんだろ!?」(ダンス評論家の乗越たかおさん)。
同実行委員会事務局の担当者は「昨年開いた同様の講座の受講者からは、『不可解だった土方巽の見方が変わった』『分かりやすい解説だった』などの感想を寄せていただいた。舞台表現に取り組む方だけではなく、舞台芸術の楽しみ方までを分かりやすく学ぶことができる貴重な機会なので、皆さんに受講いただければ」と参加を呼び掛ける。
開講時間は13時~20時30分(各講座1時間30分)。受講料は500円(4講座通し券=1,500円)。問い合わせは同実行委員会事務局(TEL 018-874-9037)まで。