きりたんぽの製造販売などを手掛ける斎藤昭一商店(秋田市楢山城南新町、TEL 018-835-3673)が9月1日、秋田県地方の郷土料理をアレンジした家庭調理向け商品「秋田しょっつるブイヤベース仕立て・だまこフロマージュ」を発売する。
つぶしたご飯を団子状にした「だまこ餅」。一般に、しょうゆベースの鍋料理の具として食べられるが、チーズを加えた「だまこ餅」と、秋田県地方の魚醤(ぎょしょう)「しょっつる」を使ったトマトベースのブイヤベーススープの素をセットにし、洋風にアレンジした。「だまこ」の原料には、美郷町産あきたこまちを使う。
同社担当者は「ニョッキのような、ふんわり柔らかな食感に仕上げた『だまこ餅』と、魚介のうま味を凝縮したスープは相性がいい。秋田風のブイヤベースで食べる新感覚の秋田土産として提案できれば」と話す。
価格は2人前500円。「秋田ステーションビル・トピコ」(中通7)内の同社直営店などで販売するほか、ネット通販も行う。