秋田県公文書館(秋田市山王新町、TEL 018-866-8301)で現在開催中の企画展「明治150年~秋田県の誕生~」の解説講座が10月27日、開かれる。
廃藩置県により秋田県ができる前後の「戊辰戦争」や「蝦夷地出兵」などに関する行政資料や絵図の原本、明治天皇が示した明治政府の基本方針「五箇条の御誓文写」などの資料を展示する企画展。講座では、同館の主任学芸主事が詳しく解説する。
同館古文書班長の煙山英俊さんは「幕末期から明治初期の激動の時代に関する資料は、どれもドラマチックな背景を持っている。県外からも専門家が訪れるほど貴重な資料を多く取り上げている。地元の皆さんにも興味を持っていただければ」と来場を呼び掛ける。
解説講座の開催時間は13時30分~15時。定員40人。同公文書館に事前の申し込みが必要。参加無料。
企画展の開催時間は10時~17時。9月25日まで。入館無料。10月27日~11月29日、後期展示も予定する。