秋田市在住の写真家・高橋希さんのグループが開く複合アートイベント「オジフェス」が、今夏の開催で最終回を迎える。
写真スタジオ「オジモンカメラ」を運営する高橋さんが開いた個展をきっかけに、年1回ペースで開く「オジフェス」。2014年以降、「つながる」「ひろがる」「まじわる」などテーマを変えながら、出展作家やワークショップを増やしたり、来場者が物品や技能を交換し合う「0円マーケット」などのユニークな試みを盛り込んだりして開く。
昨年からは、知人らと実行委員会を立ち上げ、潟上市の小玉会館を貸し切って開くが、「規模の大きなイベントの開催は一区切りにしたい」と、今年は最終回として企画した。
最終回のテーマは「つきぬける」。写真や彫刻、陶芸、版画などの制作活動に取り組む8人の作家が出展を予定するほか、「少女イラスト描き方講座」「カードゲーム教室」「段ボール工作」などのワークショップやギャラリートークを開く。10店以上のカフェなどが日替わりで出張営業を行う。9月2日は「オジフェス ファイナル」と銘打ち、夏祭りをイメージした特別イベントを開く。
「今回は、当イベントのきっかけになった作品展示と、そのほかのイベントを分けて企画した」と高橋さん。「多数の出店を予定する夏祭り『オジフェスファイナル』も、皆さんに楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催日時は8月11日~27日=10時30分~17時(15日はカフェ営業のみ、16日は閉館)。9月2日=12時~20時。入場料は一般=300円、高校生~大学生=200円、会期中、自由に入場できるパスポートは一般=1,500円、高校生~大学生=1,000円。9月2日の参加費は一般=200円、高校生~大学生=100円。いずれも中学生以下無料。