カフェ「Tea Room Melissa(ティールームメリッサ)」(秋田市手形十七流、TEL 018-874-7890)で7月18日、体験型複合アートプログラム「オブンガク堂cafe」が開催された。
「大人と子どもが一緒に五感を使いながら、文学と音楽に触れる機会を」と、北海道出身で演出家・俳優の左藤慶さんがメンバーと共に2010年から東京と北海道を中心に開く同イベント。童話や童謡などの読み語りと歌唱の合間に、参加者を交えて物語の内容について考えたり、想像したりする。
秋田県内で初めて開かれた当日、6つの物語と歌唱が披露され、20人の参加者が演目と出演者とのコミュニケーションを楽しんだ。
「演じ手と聞き手の垣根が低い、双方向型の空間を楽しんでもらえるような演出を心掛けている。地域によって参加者の反応が違うため、毎回新しい体験が作り上げられることが演じ手側も楽しい」と左藤さん。
次回は9月16日、ジョイナス(千秋明徳町)で「オブンガク体験教室」の開催を予定する。