秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)が展開するアートプロジェクト「AKIBI plus(アキビプラス)」が現在、市民講座「秋田芸術新聞編集部員ゼミナール」の受講者を募集している。
地域との関わりが深い芸術分野でマネジメントができる人材の育成などを目的に、同大学の岩井成昭教授のグループが県内4市町で展開する同プロジェクト。
秋田市では、「秋田芸術新聞編集部員ゼミナール」と題し、情報発信のための知識やスキルがテーマの講座を開く。インターネットにおけるリテラシーや記事作成の基本、ニュースリリースの作成、取材や執筆など実践的な内容を盛り込む。秋田経済新聞の千葉尚志編集長が講師を務める。
「客観的な視点で取材した情報を基に作成する記事の発信プロセスを理解することは、情報伝達力を高めたり、さまざまな事業において企画立案に必須な物事の本質を捉えられるようになったりすることの助けになる」と千葉編集長。「講座が地域とアートの橋渡しの一助になれば」とも。
開講期間は6月下旬~12月上旬(予定)。受講無料。受講条件は、8回の講座に出席できる高校生以上の市民であることなど。定員7人。問い合わせは、同大学企画課(TEL 018-888-8478)まで。