秋田県内を中心に活動するアコースティックギターデュオ「ケースケ&マサ」が今年、結成10周年を迎えた。
主に曲作りを担当する「ケースケ」こと佐々木恵介さんと、メインボーカルの「マサ」こと佐藤正昂さん。クラスメートだった高校時代、教室で人気ミュージシャン「ゆず」の話題になった際、二人の趣味がギターの弾き語りだったことから意気投合。高校卒業後の2007年、「ケースケ&マサ」のデュオ名で、地元にかほ市を拠点に音楽活動を始めた。
ケースケさんが、恋愛や夢を題材に手掛けた曲を基に、マサさんと話し合いながらアイデアを肉付けするスタイルで曲作りに取り組み、これまでに制作した楽曲は40曲を数える。
ライブハウスやイベント会場などのほか、イチゴを栽培するビニールハウスを舞台にライブを行うなど、地域に密着した活動にこだわる。2013年10月には、名曲を方言で歌って歌唱力を競う全国放送のテレビ番組にマサさんが出演し、優勝を果たしたことから注目を集めた。
現在、芸能プロダクション「ShowMe」(秋田市山王3)に所属して音楽活動に取り組むケースケさんとマサさん。「さまざまな会場で歌わせていただいてきた。これからも地元を拠点にしながら、声を掛けてもらえればどこへでも歌いに行きたい」と口をそろえる。
7月8日には秋田県児童会館(山王中島町)で10周年記念ライブの開催を予定。入場料は3,500円(前売り)。チケットは、秋田駅ビル内サービスカウンターなどで販売する。