全日本空輸(以下ANA)が運航する秋田・羽田線が4月20日、定期旅客便就航55周年を迎え、秋田空港(秋田市雄和椿川)出発ロビーなどで記念セレモニーが行われた。
秋田空港出発便を見送る空港関係者と「あきた観光レディー」ら観光事業関係者
1962(昭和37)年4月20日、当時建設されたばかりの旧秋田空港(新屋町割山)に東京からの初便が到着してからちょうど55年が経過したことを記念し、ANA関係者のほか、観光PRスタッフ「あきた観光レディー」や県のPRキャラクター「んだッチ」などが参加して開かれた。
搭乗口にタイトルサインを設け、到着便を放水アーチで出迎えたり、出発便を空港スタッフが横断幕で見送ったりした。羽田行の乗客には、就航当時の復刻版時刻表などが記念品として贈られた。
「空港に来たら、たまたま記念セレモニーが行われていて驚いた。55周年にもなるんですね」と横手市在住の搭乗者。
ANA担当者は「55年の長きにわたり利用いただき、県民の皆さまには感謝している。これからも引き続き安全運航に努め、より良いサービスが提供できるよう努力し、皆さまの翼として運航していきたい」と話す。