秋田市在住のダンサー・YOSHITAKAさんが12月6日、オランダ渡航前最後の公演「YOSHITAKA DANCE LIVE」を秋田県児童会館(秋田市山王中島町)で開く。秋田経済新聞などが後援。
秋田高校を卒業後、都内のダンス専門学校で学んだYOSHITAKAさん。アグレッシブで動きの速さが特徴の「UKジャズダンス」のプロを目指し2012年、イギリスに渡った。
2014年の帰国時に、秋田市内で見た藤田嗣治の壁画「秋田の行事」に感銘を受けたことなどをきっかけに、「竿燈(かんとう)」「秋田音頭」などの伝統行事や芸能をダンスで表現したり、講演活動やワークショップを開いたりするなど地元を拠点に活動を続けてきた。UKジャズダンスと秋田の伝統芸能をヨーロッパへ伝えるため、12月にオランダへ移住することから、渡航前最後のライブとなる。
「Akita Nikatabushi」「Namahage」「Akita no Gyoji」など8作品の披露を予定する。「なまはげ郷神楽」の小林義隆さんや、三味線奏者の梅若鵬修さんら地元音楽家との共演も予定する。
YOSHITAKAさんは「和と洋の融合や地元の伝統行事などを題材に、私にしか表現できないダンスを追求していくことができれば」と意気込みを見せる。
18時30分開場、19時開演。入場料は、一般=3,000円、高校生以下無料(要学生証提示)。チケットは秋田駅ビル内サービスカウンター・トピコなどで販売する。