来春に入園・入学を控えた子どもを持つ家族が対象の手作り教室「絵本袋」ワークショップが11月15日、さきがけホール(秋田市山王臨海町)で開かれた。
「家庭で用意することが多い絵本袋や弁当袋などを手作りするきっかけに」と、ミシン販売・修理専門店「コットンスペース秋田店」(仁井田栄町)が9年ほど前から開く。
女性7人が参加して開かれた当日、講師を務めた同店の濱田哲子さんの指導を受け、子ども向けの生地をミシンで縫い合わせるなどしながら絵本袋作りに挑戦した。
来春幼稚園に入園する子どもを持つ小助川真美さんは「自分で絵本袋を作ったことはあったが、これまでは思い通りに作ることができなかった。今日はきれいに作ることができて感動した。子どもには既製品ではなく手作りのものを持たせたいので、色々なものを作ることができれば」と話す。
濱田さんは「手作り品は壊れてもすぐに直せるほか、モノを大切にする気持ちも育むことができる。シューズ袋や弁当袋なども手作りしてもらえれば」と振り返った。