「秋田竿燈(かんとう)まつり」最終日の8月6日、県内を拠点にさまざまな分野で活動する団体49組が竿燈演技前の大通りでパレードを行った。
秋田竿燈(かんとう)まつりに合わせて行われた「市民パレード」
「観光客へ歓迎の意を表しながら、地元の取り組みを広くPRする機会を」と、社会起業家で秋田市議会議員の武内伸文さんが「竿燈市民パレード」と銘打って行うパレードは今年で8年目。
社会活動団体と秋田商業高校吹奏楽団を先頭に、「ブラウブリッツ秋田」「秋田ノーザンブレッツ」「秋田ノーザンハピネッツ」「東北楽天ゴールデンイーグルス」などのプロスポーツチーム、県のマスコットキャラ「んだッチ」やご当地ヒーロー「超神ネイガー」、NPOや社会活動団体、イベント実行委員会など49組の約1500人が、沿道を埋めた観光客に手を振って歓迎の意を表しながら活動のPRを行った。
山形県から訪れた男性は「秋田の皆さんの活気が伝わってきた。さまざまな取り組みをアピールする積極的な姿は素晴らしい」と話す。
武内さんは「秋田市を観光で訪れた皆さんが笑顔で手を振り返してくれたことがうれしい。地元のPRにもつなげられたのでは」とパレードを振り返る。