秋田県中央地区老人福祉総合エリア(秋田市御所野下堤5、TEL 018-829-2151)で3月13日、「鬼ごっこ」と「謎解き」を組み合わせた市民参加型ゲームイベントが開かれる。
「怪人X(エックス)からの挑戦状!ユニちゃんの記憶を取り戻せ」と銘打って開く同イベント。
館内マップを手にした参加者が、館内に潜む「怪人X」に捕まらないよう施設内を回り、姿を消した施設のマスコットキャラ「ユニちゃん」を探し出すための「謎解き」に挑戦する。参加者はゲームの成績などによって枚数が異なる賞品抽選券の獲得を目指す。
昨年、県内3エリアにある同施設の利用促進を目的に「老人福祉施設を舞台に子どもや親子連れが楽しめる非日常体験を」と初めて開催したところ、3施設合わせて約1300人が参加するなど好評だったことを受け今年も企画。2月6日に横手市内の同施設で開いたイベントには親子連れら約300人が参加した。
今年は、スマートホンを使って謎解きに挑戦できたり、館内に潜む「怪人X」の現在地をカメラ映像で推測できたりするなど新たな工夫も盛り込んだ。
イベントを企画したウェブ制作会社「トラパンツ」(旭北栄町)の鈴木幸二さんは「スマートホンや映像など弊社ならではの技術を使い、ゲームの世界観も昨年に比べてパワーアップした。子どもから年配の皆さんまで楽しんでもらえる内容に仕上がったのでは」と自信を見せる。「当イベントを通じて施設を知ってもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
所要時間は40分~1時間30分ほど。受付時間は10時~12時。抽選会は14時開始予定。参加無料。3月20日、大館市内の同施設でも同様のイベントを開催する予定。