地元野球指導者らによって4月に立ち上げられた「秋田県地区選抜野球協会」(秋田市中通2)が、現在、活動を本格化させている。
学童野球の練習に励む秋田市選抜チームと吉光浩二さん(写真中央)
県内スポーツ少年団など学童野球の選抜チームを組織・運営する同協会。学童野球チームの監督を務めた経験を持つ吉光浩二さんが8年ほど前から個人として選抜チームの育成に取り組んできたが、「野球少年に夢と希望と憧れの場を」と、同じく学童野球で知り合った仲間15人と費用を出し合って同協会を立ち上げた。
県内に12支部(大館、能代山本、男鹿、南秋、潟上、秋田、由利本荘、にかほ、大仙、仙北、横手、湯沢雄勝)あり、支部ごとに選抜チームを作り練習に取り組む。
「子どもたちが憧れるような選抜チームを作ることで、技術の向上や心身の育成につながる。チームの盛り上がりを通じて地域の活性化にもつながれば」と吉光さん。
11月14日・15日に「楽天koboスタジアム宮城」で行われた「東北県選抜学童野球選手権」には、同協会が選んだ「秋田県選抜チーム」として初めて出場。決勝で青森選抜を破り、見事優勝を飾った。
現在、12月5日から「あきたスカイドーム」(雄和)で行われる「第8回秋田県地区選抜野球大会」に向け、支部ごとに練習に励む。
同大会決勝ラウンドは12月12日・13日、「大館樹海ドーム」(大館市)で開催予定。