秋田市牛島地区の活性化へ向けて活動するグループが9月6日、秋田牛などをサンドした「べこちゃんバーガー」を発売する。
メニューを考案したのは、同地区の活性化活動などに取り組む小松薫さんら有志10人で作るグループ「ベコアイランドサミット」。衰退する同地区商店街で長年親しまれながら閉店したパン店が販売していた名物商品「玄米パン」を復活させる事業の延長で、バーガー向けの「玄米バンズ」も新たに開発。
食品添加物を一切使わないバンズに三梨産・秋田牛で作ったパテとトマト、レタス、キャベツ、タマネギなど県産の無農薬野菜をサンドし、和風ソースで仕上げたメニューを考案した。商品名は、「牛島」と「牛肉」にちなみ、東北地方の方言で「牛」を意味する「べこ」から。
「幼少の頃から慣れ親しんだ牛島地区。生産者や飲食店などの協力を得ながら特別な思いを込めて開発した。地域おこしの一助になれば」と現在60代の小松さん。
価格は500円。「遊学舎」(上北手荒巻)で6日に開催予定のイベント会場で初めて販売し、その後、イベント会場などで販売予定。