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秋田美大が男鹿半島「空き家」ツアー 人材育成事業の一環で

「なまはげ大橋」(男鹿市)から見た「安全寺」方面

「なまはげ大橋」(男鹿市)から見た「安全寺」方面

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 秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)は現在、「男鹿半島空き家ツアー」参加者を募集している。

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 地域課題と美術の関わり方の研究やアートマネジメントができる人材の育成などを目的に、同大の岩井成昭教授のグループが取り組む「ローカルメディアと協働するアートマネジメント人材育成事業」の一環。

 アートマネジメントに関心のある市民を対象に、同市北浦・安全寺・真山など各地区の空き家や古跡を巡るワークショップ型レクチャーとして企画した。

 工芸家やデザイナーの活動拠点として空き家を貸し出す「ものづくり集落」の形成を提唱するなど、男鹿市内で地域の活性へ向けた活動に取り組むカフェ経営の猿田真さんがツアーコーディネーターを務める。

 「人口の減少は重要な地域課題。『空き家』を回ることを通じて美術との関わりについて深い考察につなげられれば」と同企画の担当者。

 開催日時は9月12日9時~17時。同大学前をバスで出発する。参加無料。定員20人。事前の申し込みが必要。問い合わせは同大事務局・企画課(TEL 018-888-8478)まで。

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