北都銀行(秋田市中通3)は6月1日に始めた今夏向けキャンペーンのノベルティーグッズに、にかほ市出身の木版画家・池田修三の作品を採用した。
木版画家・池田修三の作品をデザインした銀行ノベルティーグッズ
にかほ市広報誌や1993年に合併した旧「秋田あけぼの銀行」の預金通帳の表紙図柄に使われるなど、地元を中心に愛されてきた池田修三の木版画作品。愛らしい表情の少女や少年の図柄とやさしい印象の色合いから、2004年の没後、県内外で開かれる作品展などを通じて再評価の機運が高まっている。
同行の創業120周年企画の一環として制作したのは、「貯金缶(2種類)」「ジッパーケース」「クリアファイル(A4サイズ4 枚セット)」の3アイテム。「旗の行列」「三色旗」「ピース」「始まり(一月)」「七月」「リンゴのタンゴ」「冬彦」の7作品をデザインに採用した。
定期預金または投資信託商品で10万円以上預け入れるか成約した先着2万人を対象に、いずれか1点を進呈するほか、額付き版画作品(100人)やQUOカード(2,000円分1000人)も抽選賞品として用意する。
個人営業部の幸野由紀子さんは「地域の皆さまへの感謝の思いを込めて用意した。地元が素晴らしい作家を生んだこと、作品が残されていることをお伝えしながら、当行を利用いただく機会につなげられれば」と話す。
取扱いは8月31日まで。