秋田経済新聞の年間ヘッドラインニュースPV(ページビュー)ランキング1位は、秋田発キャラの玩具「動く!ちんあな棒」の発売を扱った記事が輝いた。ランキングは、1月1日から12月26日までのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 秋田発のキャラ玩具「ちんあな棒」、延期11カ月を経て発売へ(11/11)
2. 等身大の佐々木希さんを紙面で再現-秋田の地元紙が周年企画で(7/2)
3. 秋田の伝統的漬物の缶詰「いぶりがっこ缶」発売(4/15)
4. 秋田で「中年」キーワードの活動活発化-「中年パン」も登場(4/2)
5. JR秋田駅前の「バス待合所」がグッドデザイン大賞にノミネート(10/2)
6. 大館の人気ラーメン店が秋田市に2号店-ファミリー層向け店づくり目指す(1/10)
7. 大館のベーカリーが秋田に移転開業-ドイツパンなど堅めの食感にこだわり(2/25)
8. 秋田名物アイス「ババヘラ」味のキャラメル発売-イチゴとバナナ風味で(3/04)
9. 秋田の伝統的魚醤「しょっつる」を使った粉末だしの素「ウマミー」発売(7/23)
10. 秋田で「はたはたバーガー」-ハタハタ料理2種を重ねてサンド(11/20)
1位は、秋田市在住のイラストレーターが海水魚「チンアナゴ」をモチーフに制作したキャラのぬいぐるみ玩具。レバーを引くことで一部が動く猫の足型の玩具をアレンジしたものとして、大手玩具メーカーが発売。ネーミングのユニークさも手伝って話題を集めた。
秋田出身の女優・佐々木希さんの全身写真を新聞紙面8面をつなぎ合わせることで「等身大」になるよう掲載した秋田魁新報社の企画(2位)は、同紙読者がSNSに投稿するなど広がりを見せた。
上半期PVランキング1位のいぶしたダイコンの漬物の缶詰「いぶりがっこ缶」は3位。起業家らが2013年1月に立ち上げた「秋田中年会議所」を皮切りに、地元製パン会社がロングラン商品「学生調理」をアレンジした「中年調理」を発売するなど、「中年」がキーワードの動き(4位)も活発化した。秋田杉で作られた秋田駅前のバス待合所(5位)はグッドデザイン賞を受賞。その後、同賞の金賞も受賞した。
大館市内の人気ラーメン店とベーカリーの秋田市出店が6位と7位。特産物や名物を素材に使った食品類が8位~10位を占めた。
その他、「激辛きりたんぽ」(11位)、「秋田舞妓(まいこ)」(20位)など、既存商品やサービスをベースに新たなアイデアを掛け合わせたり、リネーミングしたりした取り組みが注目を集めた。