「ICT(情報通信技術)活用セミナー」が10月1日、秋田県青少年交流センター(秋田市寺内神屋敷)で開かれた。
市内でウェブ制作会社を経営するITコンサルタントの小林秀樹さん、SNSなどウェブサービスを積極的に活用して販促に取り組む漫画家のこばやしたけしさん、秋田経済新聞の千葉尚志編集長の3人を講師に、インターネットのビジネス活用をテーマに秋田南法人会(卸町3)が企画した。
約30人が集まって開かれた当日、小林さんは「ターゲットと目標を明確にすることの重要性」を強調しながら、ウェブサイトの運営上の注意点などについて講義した。こばやしさんは、自身が携わった商品を事例に、地方発の取り組みにはマス媒体を活用することの重要性を紹介。千葉編集長は、SNSを活用したインターネット上の情報の流れ方などについて解説した。
当日参加した市内在住の男性は「日頃、講師と直接話すこともあるが、セミナーの形式で聞くことで内容を整理して理解することができた」と話した。