ドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」が6月15日、秋田フォーラス・シネマパレ(秋田市千秋久保田町)で上映される。秋田経済新聞が後援する。
大阪府貝塚市にある肉牛の屠畜(とちく)場や、差別に向き合いながら精肉店を営む4人家族の生活模様を通じて、「生」を描いた内容。
同作品を県外で鑑賞した秋田市在住の野崎敦子さんが「地元の皆さんにも鑑賞する機会を」と企画した。監督の纐纈(はなぶさ)あやさんを招いたトークショーも開く。
野崎さんは「牛の屠殺の全過程を記録したシーンなど重い描写も含むが、鑑賞後は温かい気持ちになれる内容。生き物を食べることの意味を丁寧に描いた作品なので、子どもから大人まで多くの皆さんにご覧いただければ」と来場を呼び掛ける。
上映時間は14時30分~17時。入場料は1,000円(当日券のみ)。