チャリティーマーケット企画「わらしべ貯金箱」の常設スペース「わらしべはうす」(秋田市保戸野通町)が2月26日、フェイスブックを使ったオークションを始めた。
秋田市保戸野にある常設チャリティーマーケットスペース「わらしべはうす」
市民から寄贈された日用雑貨などの不用品を展示し、欲しい人が自由に設定した金額を地域活性化活動などの社会活動費として寄付する仕組みの「わらしべ貯金箱」。
寄付金額は100円程度のことが多いところ、「高額な商品が寄付されることも少なくない」ことから同スペースに入札箱を置き、入札で落札者を決めるオークションも開いてきた。「当スペースに足を運んでもらうきっかけづくりに」と初めてネットオークションも企画した。
出品したのは、ペアのウェッジウッド社製シャンパングラス。フェイスブック上で入札を受け付ける。落札者は同スペースに足を運ぶことが条件。商品の発送は行わない。開始金額は500円。
同スペースの運営団体「SiNG」(川元松丘町)代表の武内伸文さんは「寄付品は食器類や衣類、玩具などが多いが、未使用のブランド品など高価なものも少なくない。市民の皆さんに社会活動へ目を向けていただくきっかけにできれば」と参加を呼び掛ける。
締め切りは3月7日の24時。