秋田内陸縦貫鉄道のイベント列車「ごっつぉ玉手箱列車」を使った農家と県民の交流会が2014年1月25日、開かれる。
沿線農家の手作り料理を停車駅ごとに一品ずつ積み込みながら運行する同車両に乗車し、食事を楽しみながら農業従事者との連携を検討する事業者や地域活性活動家らとの交流の機会を設けようと、NPO法人「秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会」(秋田市上北手荒巻)が企画した。
角館駅から阿仁合駅まで乗車後、同社・内陸線旅行センター(北秋田市)所長の藤原文雄さんが同路線のエピソードを披露する時間を設けるほか、鉄道基地の見学会や参加者相互の意見交換会も開く。
イベント担当者は「グリーン・ツーリズムを実践する農家などの仕事場を回りながら農業と地域を考える事業の一環として企画した」とし、「車窓から見える冬景色を楽しみながら、地域の魅力を再発見したり、農家の皆さんと交流を深めたりすることを通じて、新しい取り組みにつながる場にできれば」と参加を呼び掛ける。
参加費は6,900円。詳細はホームページで確認できる。