秋田日独協会が独パッサウ市への募金呼び掛け-妹都市の洪水被害支援で

秋田市の姉妹都市・独パッサウ市への募金協力を呼び掛ける秋田日独協会の野村松信事務局長

秋田市の姉妹都市・独パッサウ市への募金協力を呼び掛ける秋田日独協会の野村松信事務局長

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 秋田日独協会(秋田市大町6、TEL 018-888-8108)が現在、豪雨による洪水被害を受けた秋田市の姉妹都市パッサウ市(ドイツ)へ送る募金への協力を呼び掛けている

豪雨による洪水被害を受けたパッサウ市街地(被災直後の様子)

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 ドナウ川やイン川など3つの河川が合流する同市。5月下旬の豪雨で川が氾濫し、市街地が約5メートル浸水するなど大きな被害を受けた。

 同協会は6月中旬、復旧支援活動として募金活動を始め、秋田市役所や市民センター、市内飲食店などに募金箱を設置。銀行振り込みでも募金を受け付けるなどし、7月29日までに約350万円が寄せられた。同協会の野村松信事務局長は「パッサウ市長によれば、被害額は26億円に上る。姉妹都市の復旧を市民の皆さんにも身近な問題として考えていただければ」と協力を呼び掛ける。

 募金受付は8月6日まで。8月4日にはアゴラ広場で街頭募金を行う。

 オーストリアやチェコと国境を接し、ドイツ南東部に位置するパッサウ市。人口は約5万人。1984年に秋田市と姉妹都市提携し、音楽やスポーツ・イベントなどを通じて市民交流を図ってきた。2011年には、東日本大震災の義援金として同市から秋田市へ約430万円が送られている。

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