エンカレッジ(秋田市寺内蛭根1、TEL 018-838-6406)は4月27日、隔月刊マガジン「Ag(エイジー)」を創刊する。
「少年の心を持ち続ける、大人の男の生活応援誌」をコンセプトに2004年2月以来、50代以上の男性がメーンターゲットのフリー誌として発行を続けてきた同誌。業界を取り巻く環境の変化などを理由に、3月発行の50号を最後にフリー誌から隔月刊の有料誌に転換する。
創刊号は、秋田今野商店(大仙市)の今野宏社長と農業生産法人新鮮組(愛知県)の岡本重明社長の対談や、2月に亡くなった国際教養大学の中嶋嶺雄学長と親交の深かった各界著名人の寄稿を特集するほか、漫画家のやくみつるさんへのインタビューや市内のまち歩きリポートなどを掲載する。
有料化に合わせ、スマートフォンを誌面にかざすことで動画を再生できる仕組みも新たに導入。地元焼き肉店が大学生の取り組みを応援する様子や、渋谷明美編集長のグルメリポートなどの動画コンテンツを見ることができる。
渋谷編集長は「フリー誌以上に読者の知的好奇心を満たすことができるよう誌面のクオリティーを上げた。地域に密着しながら、文化としての有料誌の価値を追求することができれば」と話す。
A5判、オールカラー76ページ。1万部を発行する。価格は525円。県内のローソンとサークルKサンクスで27日に発売後、28日からジュンク堂書店秋田店(千秋久保田町)など書店でも順次発売する。