自転車の利用促進を目的に無償配布する「秋田市サイクルガイドマップ」が3月15日、発行された。
あきた地球環境会議(秋田市中通6)や市環境部など4者から成る秋田市CO2削減行動普及促進コンソーシアムが企画した。
昨年10月、二酸化炭素の排出削減を目的に開かれたワークショップに参加した市民約30人が、市中心部を自動車やバスで移動した場合の二酸化炭素排出量や所要時間などを計測。自転車の場合と比較したデータなどを掲載したほか、駐輪場や自転車店、公園、コミュニティーセンター、ドラッグストアなど自転車の利用者に有用性が高いスポットも掲載。B3用紙に縮尺9000分の1の地図でまとめた。
市内で自転車店を経営する同制作委員の佐々木泰作さんは「自転車向けマップが発達している海外のマップなども参考にまとめた」とし、「二酸化炭素削減というだけではなく、秋田市内は自転車で走りやすい街。市民の皆さんはもちろん、観光中の皆さんにも利用いただければ」と呼び掛ける。
2000部を発行。観光案内所や自転車店などで無償配布する。問い合わせは佐々木さん(info@s-arrowakita.net)まで。