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秋田の紅茶インストラクターがグランプリ-「がっこ茶っこ」で頂点に

紅茶の全国競技大会でグランプリを受賞した「あきた雅香茶&秋田がっこ茶ソイラテ」

紅茶の全国競技大会でグランプリを受賞した「あきた雅香茶&秋田がっこ茶ソイラテ」

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 秋田市内で紅茶教室を開く伏見昌子さんが2月19日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた紅茶インストラクターの競技大会「ティーインストラクター・オブ・ザ・イヤー2013」で見事グランプリを受賞した。

紅茶の全国競技大会でグランプリを受賞した伏見昌子さん

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 日本紅茶協会(東京都港区)が主催し、全国から14人のティーインストラクターが出場して開かれた同大会。伏見さんは「秋田」と「再生」をテーマに考案したオリジナルティー「あきた雅香(がっこ)茶&秋田がっこ茶ソイラテ」を出品し、昨年の準グランプリに続き、頂点の栄誉に輝いた。

 大会への出品にあたり、漬物とお茶で来客をもてなす秋田ならではの習慣「がっこ茶っこ」と、紅茶を通じたコミュニティーが発達しているイギリスの文化「アフタヌーンティー」との共通点を見いだしたことから、「紅茶を使って『がっこ茶っこ』を楽しむことができれば」と、和の要素を取り入れたオリジナルティーを考案した。

 同メニューは、ダージリンと玄米をフライパンで煎ることで香ばしさを引き出した茶葉を使うシンプルさが特徴。「2杯目に違った味わい方ができるように」と、純米酒や豆乳、みそ、アカシア蜂蜜など秋田県産の食材を使ったソイラテも考案。漬物や和菓子と合わせて楽しめる味に仕上げた。

 「ダージリンと玄米の香ばしさがマッチして、紅茶が苦手な人にも飲める味に仕上げた」と伏見さん。「昨年に続いて受賞できてうれしい。紅茶を通じて、秋田のコミュニティーのかたち『がっこ茶っこ』を受け継ぐきっかけにできれば」と話す。

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