東北6県の自主映画関連団体の合同プロジェクト「東北"(とうほぐ)エイガ」上映会が12月2日、秋田市にぎわい交流館AU(秋田市中通1)で開かれる。
震災を乗り越えて東北が復興・繁栄し、「『栄華』を取り戻そう」との願いをタイトルに込め、地元で制作された作品や東北ゆかりの監督の作品を一堂に上映する同イベント。全キャストに秋田県民を起用したラブストーリー「Kamak Love~水神様の軌跡」や被災者の生活を扱った作品「災いのあと」など、5分~60分の作品10本を上映する。
出品・協賛するのは次の10団体。秋田市を拠点にドラマや音楽PV、特撮など幅広い映像作品を手掛けるコネキネマ、@ffあおもり映画祭(青森)、アオモリガールズ(同)、OSIM VIDEO(同)、弘前大学映画研究部(同)、つがるデイジーランド(同)、仙台短篇映画祭(宮城)、North UP riverside apartment(岩手)、山形自主制作映像祭(山形)、福島大学映画製作サークルLucid Dreamers(福島)。
ダークサスペンス作品「人工楽園」を出品するコネキネマのメンバーで同プロジェクト実行委員の清水川裕一さんは「地元から作品を発表していくとの思いで頑張っている。同じ思いで制作に取り組む各団体の作品を持ち寄り上映することで、東北のエネルギーや住民の感情を伝えることができれば」と話す。「ポップな作品からアングラな作品まで幅広いジャンルを上映する。皆さんに足を運んでもらえれば」とも。
上映時間は16 時~20 時。入場料は1,000円(前売りは800円)。詳細はホームページで確認できる。