ビールやソーセージを通じてドイツの友好を図る「秋田オクトーバーフェスト2012」が10月20日・21日、エリアなかいち・にぎわい広場(秋田市中通1)で開かれる。
秋田市の姉妹都市パッサウ市(ドイツ)との交流活動などを行う秋田日独協会(秋田市大町6)と県内の地ビール製造会社3社のほか、飲食店や市民活動団体など有志が初めて企画した。
「川反ラガー」や「さくら酵母ウィート」、「なまはげボック」など独創的な銘柄で知られる「あくらビール」(大町1)、伝統的ドイツビールが全国的に高い評価を受ける「田沢湖ビール」(仙北市)、秋田米を使った「こまちラガー」などが人気の「田沢湖・湖畔の杜ビール」(仙北市)のほか、今年アメリカで開催されたワールドビアカップで金賞に輝いたプランク醸造所(ドイツ・レーゲンスブルク)も出品する。
「かわい農場」(三種町)、「八幡平養豚組合」(鹿角市)など県内の食肉加工会社や精肉店5社が県内産ソーセージなどを出品する「ソーセージフェスティバル」も同時開催する。ドイツ観光局がPRパネルの展示も行うほか、ジャズやブルースなどバンド14組による生演奏も。
同実行委員会の長谷川信さんは「秋田にはドイツとの交流が深い田沢湖ビールなどの銘柄も少なくない。飲食を通じてドイツ文化に親しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、20日=11時~20時、21日=10時~19時。入場無料。ビールは容量によって300円~1,200円、フードメニューは500円前後を予定する。