「升」を題材にした作品展「100マス詣展」が9月1日から、新秋田県立美術館(秋田市中通1)で開かれる。
アートによる地域活性化を目的に秋田県文化振興課が展開する「あきたアートプロジェクト」の一環として企画された同展。昨年9月に初めて開催し、今回で3回目。縦横17センチ、奥行き9センチほどの「升」に「ますます○○に…」との未来へ向けた願いを込め、秋田にゆかりのある美術家ら100人が制作した作品100点を展示する。
升を額縁に見立てて木工作品やリース作品を飾り付けた作品のほか、升の中で人形が動いたり音楽が流れたりする仕掛けを盛り込んだユニークな作品も。
「昨年から継続開催しているため、前回よりも表現の幅が広い作品が集まった。一点一点見応えある作品なので、皆さんに楽しんでもらえるのでは」と同展担当者。
開館時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場無料。同16日まで。