秋田県内に拠点を置く自動車・電子部品メーカーやバス会社など11社から成る「あきたEVバス実証コンソーシアム」と県は7月21日、「EV(電動)バス」の試験走行を秋田市中心部で行う。
二酸化炭素排出量を削減できるなど環境負荷が少ないことから注目されるEVバス。県内企業の新分野への進出を促すことなどを目的に、全長約9メートルの「いすゞ自動車製ディーゼルバス」をベースに改造してEV化。車体の改造に掛かる電子部品などのパーツ類は県内生産品を使用した。外観はダークグレーをベースに、オレンジ色で「コンセント」などをデザイン。
試験走行の出発式は同日、中通1丁目地区再開発施設「エリアなかいち」で開催予定。同所発着で14時~16時30分に中心市街地を回る。
地域産業振興課は現在、「EVバス」の愛称も募集する。「バスのデザインにふさわしいこと」「覚えやすく親しみの持てること」などが条件。愛称と理由、名前・住所・電話番号を記入し、Eメール(induprom@pref.akita.lg.jp)またはファクス(018-860-3887)で応募する。最優秀賞には図書券(1万円)を進呈する。締め切りは6月26日。