屋外音楽祭「アキタミュージックフェスティバル2011」が9月3日・4日、秋田市内11会場で同時開催され、各会場は多くの観客でにぎわった。
「音楽の力で地元を盛り上げよう」と例年開かれる秋田市の屋外音楽イベント「ザ・パワーオブミュージックフロムアキタ(PMA)」と「千秋公園 Jazz Impression」に加え、今年初めて開かれた「秋田ブラスフェスタ」の3団体が初めて同日開催した。
秋田最大級の市民参加型ストリート音楽イベントとして7年目を数える「PMA」は、地元を拠点に活動するミュージシャンを中心に84組、延べ500人以上が出演。大町の商店街や駐車場のほか、仲小路やJR秋田駅前の広場など9会場で演奏を繰り広げた。
毎年出演する地元出身のジャズギタリスト小沼ようすけさんや人気ジャズシンガーでフリューゲルホルン奏者のTOKUさんの出演などで話題を集めた「千秋公園Jazz Impression」。中でも、ニュージーランドへ移住するため最後の出演となるシンガーのジョエルさんがステージに上がると、観客から多くの拍手と声援が送られた。
今年初めて開かれた「秋田ブラスフェスタ」は中通の「産業会館跡地」を会場に、秋田南高校や山王中学校など地元中学校や高校の吹奏楽部のほか、「New Spirits Jazz Orchestra」など社会人ビッグバンドなどが演奏を披露した。
各会場では、地元グルメ屋台や雑貨マーケットなども出店し、残暑の中、多くの来場者を楽しませた。