まち中をフィールドにアートなど表現活動を繰り広げるプロジェクト「あきたまちなかミュージアム」が9月3日~25日、秋田市内のギャラリーなど5会場で開かれる。
「アートとまち歩きを楽しみながら地元の魅力を再発見しよう」と秋田県県民文化政策課が企画した同プロジェクト。秋田市のアートギャラリー「ココラボラトリー」(秋田市大町3)が運営し、アート関連イベントなど繰り広げる。
同プロジェクト最初の企画展は、「100マス詣展」。「秋田を『マスマス』好きになるように」などの願いを込め、地元で創作活動に取り組むクリエーター50人が17センチ角の「一升マス」を題材に50作品を制作・出展する。
「国民文化祭準備室」(中通2)や仲小路ビル地下ギャラリー「mag」(中通2)、「ブティックナルミ跡地」(千秋明徳町)、「あくら前広場」(大町1)、「川反中央ビル3階アトリエ」(大町3)の5会場に展示する。
イベントの運営を担当する笹尾千草さんは「マスのサイズは小さいが、そこに込められた50人のアーティストの技術や願い、創造力は尊い。まち歩きやイベントのはしごなどを楽しみながら、人や感動と出会うきっかけづくりになれば」と話す。
来年1月までに100作品の展示を目指す。
展示は期間中の土曜・日曜・祝日の11時~17時。入場無料。