タウン誌などを発行する「あきたタウン情報」(秋田市南通亀の町)は8月29日、月刊誌「あきたタウン情報」を電子書籍化すると発表した。
秋田県内情報を紹介するタウン誌として1985(昭和60)年に創刊、毎月2万5000 部を発行する同誌。これまで県内の書店やコンビニなどを中心に販売してきたが、スマートフォンやタブレット型PCの普及に合わせ電子書籍化することを決めた。
今後は雑誌販売も継続し、25日に出版する誌面とほぼ同じ内容で翌月1日に電子書籍化、富士山マガジンサービス(東京都渋谷区)が運営する雑誌専門サイト「Fujisan.co.jp」を通じて販売する。
電子書籍版の第1号として、地元のカフェを特集した8月25日発行の9月号を9月1日にリリースする。電子書籍版を担当する同社の伊藤亨さんは「秋田の情報誌としてバックナンバーの需要も高い。秋田を楽しむ電子書籍版の情報誌として県外在住の皆さんにも利用いただければ」と話す。
価格は雑誌、電子書籍版共350 円。