屋台向けメニューの販売を手掛ける「たこたんぽ本舗」(秋田市中通5、TEL 018-835-6300)は8月23日・24日、兵庫県丹波市で開かれた「愛宕祭り花火大会」会場で秋田県外では初めて販売し、用意した200本が売り切れる好評ぶりを見せた。
「秋田県民御用達」をキャッチコピーに昨年6月、秋田のご当地ヒーローの企画などを手掛ける高橋大さんら異業種グループが「自分たちが食べたい屋台向けスナックを」と、米粉やタコなど秋田県産素材にこだわり、秋田の郷土料理「きりたんぽ」をモチーフに開発した「たこたんぽ」。2年目の今年は、地元の老舗かまぼこ店の協力を得て新メニューも考案した。
関西で同メニューを販売するのは、ケータリング事業などを手掛ける「元月ファクトリー」(大阪府堺市)。インターネットで「たこたんぽ」を知った同社が7月、「関西でも売れるのでは」と取り扱いを決めた。丹波市のイベント会場で「きりたんぽ」と併せて販売したところ、用意した200本が早々に完売する好評ぶりを見せた。
「米粉のパリっとした食感にしょっつるベースのソースがよく合い、関西の皆さんにも受け入れられた」と同社の花井さん。「当日はあいにくの雨天だったが、『これうまいなぁ』などの感想を寄せてくれたお客さまも多く、予想以上の好評ぶりだった」とも。
次回出店はホームページに掲載する。