1店舗複数の店主が交代で営業するシェア形式のカフェ「Wanna be cafe(ワナビーカフェ)」(秋田市中通5)が5月18日、オープンした。
秋田市南大通りに期間限定でオープンした「Wanna be cafe(ワナビーカフェ)」
「カフェの開業希望者は多いが、資金面で開業を断念することが多い」ことから、カフェの経営などがテーマの勉強会「アルカポット」代表の佐々木卓さんらが中心となって、家賃や設備を複数人で共有する店舗の運営を決めた。
約36平方メートルの店内に、カウンターとテーブル合わせて27席を設けた。
肉類や野菜などの具材をパイ生地で包んだフランスの郷土料理キッシュやチキン南蛮などがメニューの「Cafe at home」、ジュニア野菜ソムリエが運営する「べじまいと」、シャーベット状のフルーツドリンク・スムージーやサンドイッチなどがメニューの「Cafe pot」、コーヒーとスイーツを中心に昔ながらの喫茶店をイメージしたという「カフェ38」の4組が、木曜~日曜に日替わりで営業する。
佐々木さんは「どの曜日もカフェへの思いが強いメンバーが営業する。街の皆さんにかわいがってもらいながら、独立開業へのきっかけになれば」と話す。「今後、バータイムも設けられれば」とも。
営業時間は曜日によって異なる。現在、月曜~水曜の運営希望者も募集している。営業は8月中旬までを予定。