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純秋田県産にこだわる日本酒「究」、産学連携で今年も発売へ

秋田市の新政酒造と秋田県立大学との共同醸造酒「究(きわむ)」

秋田市の新政酒造と秋田県立大学との共同醸造酒「究(きわむ)」

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 新政酒造(秋田市大町6、TEL 018-823-6407)は3月中旬、秋田県立大学との共同醸造酒「究(きわむ)」を発売する。

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 産学連携で2009年に初めて発売した同商品は、酒造向け品種「秋田酒こまち」のほか、同大学や地元企業が開発した麹菌と酵母を使った純秋田県産の生酒。食品産業センターが主催する「平成22年度優良ふるさと食品中央コンクール」の新製品開発部門で「農林水産省総合食料局長賞」も受賞した。

 新酒は、キレのあるさわやかさを追求したこれまでの商品を「究 ザ・ブルー」にリネームし、同大学が開発した新しい酵母を使い「ダイナミックな躍動感ある味わいを追求した」という新商品「究 ザ・レッド」の2商品を展開する。ボトルも耐光性を高めたものに変更する。

 同社の佐藤祐輔専務は「同大学生が稲作から醸造まで酒造りの全工程に携わった。地元同士の産学連携で力を入れた当商品を楽しんでいただければ」と話す。

 価格は1,429円(720ミリリットル)。「究 ザ・レッド」は4月中旬の発売を予定。

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