自主映画の上映会「秋田テルサ自主映画祭」が2月20日、複合施設「秋田テルサ」(秋田市御所野地蔵田3)で開かれた。
甘い夜を楽しんで-若手経営者団体が秋田港でドライブイン・シアター
「多くの人に自主映画の魅力を伝えたい」と、自主映画作品の上映イベントなどを手掛ける「秋田インディーズフィルムフェスティバル」の協力を得て企画した。
当日、鹿角市で撮影された青春ドラマ「のりとななかまど」や、リンゴの皮むき器をパロディー風に紹介する「リンゴを30秒でサバく裏ワザ」など、数分の短編作品から1時間弱の作品まで秋田や青森を中心に東京や名古屋など全国から出展されたバラエティーに富んだ作品15本を上映した。
「このイベントで自主映画とは何かがわかるような構成を目指した」とスタッフの清水川裕一さん。「低予算・短時間ながら、映像作家が自分の撮りたい映画を好きなように表現しているところが自主映画の魅力」とも。
上映会に協力した同フェスティバル代表の武田守さんは「このような上映会を続けることが、秋田の映画シーンの活性化につながる。貴重な作品発表の場にもなるし、これから多くの映像作家が生まれるきっかけにもなれば」と話す。