カフェ開業を目指す人向けの勉強会「秋田カフェ倍増計画」(秋田市楢山登町、TEL 018-853-4960)が12月下旬、月刊フリーペーパー「POT(ポット)」を創刊した。
北欧製アンティーク食器類などを扱う「パウセ」(同)を経営する佐々木卓さんが昨年4月、利用客などからカフェ開業の相談を受けることが多かったことや、「歩いて楽しいまちづくりのためには、人が集うことができるカフェの役割が大きいのでは」と考え、同勉強会を立ち上げた。
その後、勉強会を通じて、市内のカフェ経営者の開業までの経緯や店舗経営にかける思いなどを紹介するフリー紙の発行も企画。「カフェ・アンダンテ」(千秋城下町)を特集する創刊号の発行にこぎ着けた。
佐々木さんは「人がまちに集まったり回ったりするための仕組みづくりとして、カフェが増えることは重要。当紙を通じてカフェ経営者の声を伝えることで、新店開業のきっかけづくりになれば」と意気込む。
A5版4ページ。毎月下旬発行予定。現在、設置店を募集している。