日本写真家協会会長の田沼武能さんが12月19日、講演会「木村伊兵衛と秋田の出会い-1万1千コマの中の秋田」を「秋田市文化会館」(秋田市山王7)で開く。秋田市教育委員会などが主催。
日本近代写真の名作とされる作品群「シリーズ秋田」を遺した写真家の木村伊兵衛に師事し、現在は日本写真家協会の会長も務める写真家の田沼武能さんが、木村伊兵衛と秋田を演題に講演する。
同企画の担当者は「独特のカメラワークで表現される木村作品の中でも、撮影コマ数が1万1,000点にも及ぶ『シリーズ秋田』は、戦後の秋田の農村に暮らす人々を生き生きと捉えた」とし、「木村に師事した田沼さんのお話しをうかがいながら、地域が元気になるためのヒントを学ぶことができれば」と来場を呼び掛ける。
開講時間は14時~15時30分。入場無料。