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写真家・木村伊兵衛氏の20年にわたる連作「秋田」展
(2007年12月26日)
秋田市中心部にある都市型美術館「秋田市立千秋美術館」(秋田市中通2、TEL 018-836-7862)で、「カメラアイ-木村伊兵衛が視た秋田」が開催されている。
同展は、日本写真家協会初代会長で、「スナップの名手」「女性ポートレートの第一人者」「ライカ使いの名手」などとも呼ばれた故・木村伊兵衛氏が、1950~60年代の21年間にわたって撮影した同館所蔵の「戦後シリーズ・秋田」の写真140点を展示するもので、フィルムを印画紙に密着させてプリントしたコンタクト・プリント3点やカメラ雑誌・写真集などの資料も展示。
木村氏は同シリーズの撮影について、「フォトアート増刊・木村伊兵衛読本」の中で「農村の実情は私たちが生きている現代社会の縮図のように感じられ、若い世代と古い世代の思想や生活のギャップが写真表現の好材料に思えた。人間を撮影する希望を与えてくれた」と述懐している。
同館学芸員の榎良昭さんは「作品を見ていると、人々の日常をありのままに、さりげなく撮りながら、音や匂いなど目に見えないものまで描写されているように感じられる。カメラが身近なものになり、誰でも簡単に撮影できる時代になったが、これほど心に染み入る写真に出会うことは逆に少なくなった気がする。同時代を知らない人も木村氏がとらえた『秋田』を感じ、写真と対話してもらえればうれしい」と話している。
開館時間は10時~18時。観覧料は、一般=500円、高校生・大学生=300円。1月20日まで(休館日=12月29日~1月3日)。1月12日には、学芸員によるギャラリートークも開催する。
秋田市立千秋美術館エルメスのギャラリースペースで「木村伊兵衛のパリ」展(銀座経済新聞)コニカミノルタプラザで「木村伊兵衛賞」受賞作家の作品展(新宿経済新聞)秋田千秋美術館で「ベン・シャーン展」(秋田経済新聞)秋田市立千秋美術館で「モノトーンの世界」展(秋田経済新聞)
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