ボタンをテーマにした作品展「ボタン展」が8月29日まで、アートスペース・ココラボラトリー(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で開かれている。
陶磁器やガラス、樹脂や布など様々な素材でアート作品などを制作する陶芸家やガラス作家が「ボタン」をテーマに出展する同展。秋田市在住のガラス作家・こむれみほさんと知人で函館市在住の陶芸家・石川久美子さんが、「見るだけでも楽しいボタンを展示したら面白いのでは」と青森や岩手、北海道などで創作活動に取り組む知人12人と企画した。
トンボ玉の技法で制作した光によって色味が変わるガラス製のボタンや押し花などを樹脂で包んだボタン、刺しゅうを施したボタンや板ガラスに絵を描いたものなど、展示するボタンは約1,000点。価格帯は200円~数千円までと幅広い。
こむれさんは「来場した皆さんにゆっくり見ていただいていることがうれしい。出展中のボタンは画一的ではない一点物なので、実用として使うだけではなくアクセサリーやコレクションとしても楽しんでいただけるのでは」と話す。
開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。
同展の巡回展として弘前(9月1日~6日)、青森(同10日~20日)、函館(同25日~10月12日)でも開く。問い合わせは石川さん(TEL 090-6448-9920)まで。