秋田市中通1丁目の再開発エリアに多目的施設「秋田市にぎわい交流館」(秋田市中通1)が7月21日にオープンし、多くの来場客でにぎわいを見せた。
地上4階・地下1階、延べ床面積約5200平方メートルの館内に、パソコンやチラシ類を設置する市民交流スペースやカフェスペース、アート作品向け展示ホールや茶華道向けの和室、300人まで収容できる多目的ホールなどを設けた。併設する新・秋田県立美術館も暫定オープンした。
オープン初日、地元で活動するお笑い芸人らが同館前「にぎわい広場」でステージイベントも開いたほか、秋田の夏祭り「竿燈(かんとう)」も一足早く披露。「比内地鶏バーガー」「男鹿しょっつる焼きそば」などご当地メニュー屋台も出店したり、同館前の千秋公園・お堀ではボートを貸し出したりするなど、同エリア周辺は終日にぎわいを見せた。
「広小路商店街でこれほどの人通りを見たのは初めて」と来場した秋田市在住の30代の男性。
ライブ演奏やダンスなどを披露するステージイベントや飲食屋台などが出店するオープニングイベントは、7月22日も開催予定。