秋田市・仲小路商店街に「洋食屋・千秋軒」(秋田市中通2、TEL 018-884-1466)が7月16日、オープンする。
1886(明治19)年創業の割烹「かめ清」(大町4)のほか、イタリアンレストランなども展開する「フードクリエイト・サイガ」(同)が経営する同店。社長の雑賀清一さんが「個性あるジャンルの飲食店はできないか」と検討していたところ、「わたしの世代は懐かしいが、若い世代の皆さんには新鮮な雰囲気のある店舗として楽しんでもらえるのでは」と、1901(明治34)年にオープンし、その後営業を停止していた同店の復活オープンを決めた。
ランチメニューは、ビーフシチューやハンバーグ、オムライスやカレーライスなど定番洋食メニューをそろえ、価格帯は850円~1,050円。オリジナルブレンドのコーヒー(200円)にもこだわった。ディナーは食事メニューのほか、スペアリブなどの一品料理(400円前後~)も用意し、テークアウトにも対応する。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=2,000円を見込む。
カウンター6席を含む25席を設けた16坪の店内は、「お客さまにフレンドリーな飲食店として楽しんでもらいたい」と、あえてカウンター越しに調理場が見えるレイアウトを採った。「飲食店として、これからも面白いスタイルを取り込んでいきたい」(雑賀さん)とも。
営業時間は11時30分~22時30分(平日15時~17時は閉店)。水曜定休。