ビジネスの視点からまちづくり事業を考える「まちづくりフォーラム2010」が3月22日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開催される。
補助金や寄付金を主な運営資金としてきたNPOやボランティア団体などの活動に、社会的課題をビジネスの手法によって解決する「ソーシャルビジネス」や「コミュニティービジネス」の発想を取り込むことで、収益を上げながら事業を継続する足掛かりにしようと企画された同イベント。テーマは「いま求められるまちづくりの経営力!~わたしのまちにシアワセを創り出す仕組み」。
全国で商店街活性化事業に取り組む木下斉(ひとし)さんを講師に迎えた基調講演や、地域活性化活動などに取り組む加藤 一恵子さん、武内伸文さん、西本千尋さんの3人をパネリストに迎えたディスカッションのほか、1月に公募した「まちづくり事業プランコンテスト」で1次審査を通過した2案の公開プレゼンテーションと審査も行う。
広報担当の田宮慎さんは「地域の課題を解決するためには、一定の収益を上げながら事業を継続していくことが重要」とし、「資金や人材の確保、利益の生み出し方などを皆さんと一緒に考えられれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は13時~16時。参加無料。