秋田在住のプログラマーやウェブ制作者のための交流会「Akita.m」が1月13日、デザイン制作などを手掛ける「イースナーデザイン」(秋田市山王3)で開催された。
「プログラマーやインターネット周辺技術者が気軽に交流できる会を開きたい」と昨年9月、大仙市でソフトウエア開発会社を経営する伊藤勝良さんが初めて企画した同会。その後、毎月1回のペースで開催し、これまでに電子看板「デジタルサイネージ」やミニブログ「ツイッター」などをテーマにした勉強会を開いてきたほか、大学生が大学での研究成果を発表するなどし、毎回10人前後が参加する会に成長した。
鹿角市や由利本荘市など全県から8人が参加して開かれた5回目のテーマは、「プログラミング言語PHPを使ったプログラムテストの実践」。ベテランプログラマーが初心者を手ほどきしたり、スマートフォンのアプリケーションに関する雑談を交わしたりしながら、参加者は月1回の交流を深めた。
当日、参加した女性ウェブデザイナーは「今回で3回目の参加。プログラムを勉強するいい機会になった。気軽な会話を楽しめるのがいい」と感想を残す。伊藤さんは「特に大きな目標があるわけではないが、これからもテクノロジーのトレンドに沿った雑談を交えながら、皆さんが仕事のヒントを見つけられるような場になれば」と話す。
次回開催は2月10日を予定。