秋田県公文書館は「県の記念日」の8月29日、県政映画上映会「懐かしき昭和30年代の秋田」を同館多目的ホールで開く。
テレビ普及以前、県内映画館で本編映画の幕あいに10分間ほど上映され、県政ニュースや県内のトピックスを伝えた「県政映画」。
上映会では、八郎潟干拓事業や南米移住者が港を出発する模様を伝えたニュースのほか、秋田の県魚ハタハタ漁、秋田の風景や県民の表情などを記録した1957(昭和32)年10月~1964(昭和39)年7月までの同館が所蔵する県政映画4本を上映する。
同館の柴田知彰さんは「今から50年ほど前、皆さんと一緒に地元の映画館で見た、懐かしい秋田の映像を楽しんでもらえれば」と話す。
上映時間は13時30分~14時15分。入場無料。